死ぬときに後悔する5つのこと

人はどんな人でも必ず終わりがあります。その時期がいつになるのかは分かりませんが、いつかやろうと先送りにしていること、なんとなく見ないふりをしていることはありませんか?

『死ぬ瞬間の5つの後悔』ブロニー・ウェア(新潮社)によると、死ぬ瞬間に後悔することの5つは以下の5つだそうです。

「自分に正直な人生を生きればよかった」

本当はこれしたいのにできない、周りの目が気になってしまったり、他のことを優先しているうちに意欲が薄れてしまたり、いつかやろうと思っているうちにその機会を失ってしまったり・・。そうしているうちに自分の気持ちがわからなくなって後に後悔してしまいます。

自分に正直に、周りから何を言われてもいいから、やりたいと思ったことを行動に移していく。人に迷惑をかけて無理やりやるということではありませんが、自分の気持ちにフタをしてしまうと、自分に正直に生きることができません。後悔しない人生を生きるために、自分に正直に生きましょう。

「働きすぎなければよかった」

働くことはもちろん大切なことですが、何かを犠牲にしてまで無我夢中で働き過ぎてしまうと、後悔をすることになります。お金のために、老後のために、将来が不安だから、という理由で働くことだけに集中してしまうと、家族との時間や、自分自身の健康を疎かにしてしまうことも。

将来のために今を犠牲にするという考え方を続けていると、いつまでも将来はやってきません。生きているのは「今」であり、未来ではないからです。

やりがいを持てたり、その仕事が好きで好きでたまらないというような場合は良いのですが、それで合っても、家族との時間や自分への時間は確保していきたいですね。

「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」

私の両親はすでに他界していますが、亡くなってから伝えたいことがあっても、当然ながら直接伝えることはできません。長男が生まれて間もなく亡くなった母、そして子どもが大好きだった父に関しては、長男の姿を見せることもできませんでした。亡くなった後は仏壇に手を合わせることができますが、直接話して伝えることはもうできません。

感謝や愛情など、伝えたいことがあれば思い切って伝えておいた方が悔いが残りません。

「友人と連絡を取り続ければよかった」

そのうちに会えるだろうと思っていても、機会を作らなければ先延ばしになってしまうものです。
大切な友人やお世話になった人など、かなり疎遠になってしまった人はいませんか?現在は、年賀状を出す機会も減ってきたため、なかなか連絡を取る機会がなくなってしまいました。考えてみると、昔の友人とは連絡を取らなくなっているのですよね。SNS等で繋がっていたり、連絡をとり続けている場合はいいのですが、疎遠になってしまっている気になっている人がいる場合は、連絡を取り合ってみるといいですね。

「幸せをあきらめなければよかった」

大人になるにつれて、夢を見ることを諦めてしまうようになります。「自分の人生なんてこんなもの」というように、新しいことにチャレンジしたり、行動することを諦めてしまうようになると、人生の幸福度は下がってしまいます。

頭で考えているだけでは現実は変わりません。気になっていること、やってみたいと思ったことは、あきらめることなくチャレンジしていくようにしていきましょう。やってみればわかることがある、やらないであきらめることほど後悔することはありません。

今回のワーク

自分が後悔しそうなことは何ですか?
そうならないために今すぐできることは何ですか?

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