幸せに生きるためにできること

50代に入ってから、人生の後半の過ごし方を意識するようになりました。私は会社に属していないため、定年という制度はありませんが、主人は会社員ということもあり、定年までの期間を考えながら、将来設計の話をするようにもなりました。

50代からの過ごし方

今までであれば、60代で定年をむかえたら、その後の余生をのんびりと過ごす・・というようなライフプランが一般的でしたが、今は違います。定年を過ぎても若々しく、まだまだ働ける中で、定年が延長されたり、新しい仕事に就いたり、新しい楽しみを見つけてチャレンジしたりする人も増えてきました。

50代以降の過ごし方として大事にしていきたいことは「自分がワクワクすることやときめくことを見つけること」。自分の好きやワクワクに正直に生き、何かに夢中になっている毎日は、自分自身の心を満たしてくれるからです。

幸せとは本来、モノやお金ではなく、健康や幸せ、愛情や生きがい、自由など、目に見えないものです。高価なモノや地位などがいくらあっても、それが幸せかと言われると実際には長くは続かないことが明らかになっています。

つまりは、モノやお金、地位などに縛られるのではなく、目に見えない幸せを増やし、それらによって自分自身の心が満たされることで、その後、周りの人に何かをしてあげようという余裕が生まれてくるのです。だからまずは自分自身を満たすこと。これが最初なのです。

周りの人に何かを与えよう、何かをしなくては、と構えてしまうと、なかなかできないものですが、出会った人に挨拶をしたり、高齢者の方に席を譲ったり、レストランを出る際に「ごちそうさまでした」と伝えたり、そういったことからはじめてみる。

利他的な人は幸せになる

世界中で、幸福度と利他性の研究が行われていますが、その中でも、自分のためにお金と使った人と、誰かのためにお金を使った人とでは、他人のためにお金を使った人の方が明らかに幸福度が高いという研究結果が出ているそうです。

自分自身が満たされて幸せになり、そして自分がしたことで誰かが幸せになり、その結果、社会全体が良くなっていき、みんなが幸せになる、そしてそれを実感することが、自分の幸せに繋がるのだと言われています。

これからの時代、ワクワクとするようなことにチャレンジしながら自分自身を幸せにし、そして周りの人も笑顔にするような一歩をはじめてみませんか?

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